ベトナムへ行ったのは2011年の9月だったと思う。
http://d.hatena.ne.jp/navier/20111002
ふらりと、フエの街外れ「ヘン島」に行ったんだった。そこが目的地ではなかったけど、良いところだった。「そこは時間の流れが違うんだ」と、自分で言っていたけど、もうそれは忘れてしまった。1年半前のことだけども、ずいぶん昔のことのように思える。ただ、ヘン島は今もあるだろうし、行く気になれば、また行けるだろうという思いもあり、5月の連休にはまたそこへ行ってみようと思っているのだ。今度は伴侶と一緒に。


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ヘン島へは、ホーチミンから飛行機でダナンという街へ行き、ダナンで鉄道に乗り換えて峠を越えてフエまで行って、そのあとはバイクで行こうと思っている。晴れているといいな。島の岸にある小さなカフェでゆっくりコーヒーを飲もうと思う。‥そして子供たちに写真を渡しに行こうと思う。


写真はちょうど地図のA地点にあるカフェから見える対岸。ときどき小舟が通りすぎる。

今年は3月半ばにして暖かい日が続いている。靖国神社の桜は今日開花したらしい。寒いうちに仲間と「鍋」をやろうと、ずっと言っていて、ようやく先週に仲間たちと集まって「鍋」をやった。もう暖かくなっていたけど、うまかった。「鍋」はいつも「麻辣湯」という激辛のやつだ。痺れる辛さが癖になるのだ。またいつかやろうと思う。
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つい先週、久しぶりに豊洲を訪れた。よく考えたら地震が起こってからは、ずっと行っていなかった。豊洲を訪れる前日の夜に、たまたまヘリコプターで東京湾上空を遊覧していて、ふと豊洲方面を見ると何か工場のようなモノが目に入ったので気になっていた。やっぱり何かつくろうとしているところだった。市場なのか、どうかは分からないけど、空き地のまま、ずっと放ったらかしな訳はなく、やっぱり何かができるのだな・・と思った。ただ、ぶらりと歩いた感じ、休日だったせいか辺りには相変わらず穏やかな空気が流れていた。やっぱり、心地のいいところだ。
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またもや久しぶりの更新になってしまった。
去年の夏に引っ越して以来、写真をプリントしていなかったのだけど、ようやく今週末プリントすることができた。ウォークインクローゼットを暗室仕様にしておいたので、設備の問題は簡単に片付いた。窓を遮光することもなく暗室作業ができるのだ。現像機や引き伸ばし機が無事に動くか心配だったけど、何事もなく動いてくれた。
プリントしたのは昨年の新婚旅行で訪れたスコットランドの写真だ。プリントするとその時の空気感が蘇ってくるようで、楽しい。印画紙は2年前の写真展で使ったフジの「ディープマット」の残りを使ったけど、古いせいか、ちょっと濁った色になった。まぁ、いい感じに濁った色は記憶の中の色に近い感じもあり、まぁ良いかと思っている。
ただ、今後使う印画紙は再検討が必要だ。「ディープマット」はもう売っていないし、色を合わせるのが難しい紙のようにも思える。ただ、あれこれ選ぶほどのカラー印画紙はもう世の中にあまりないのが残念だ。まだプリントしたい写真はたくさんあるので、また近いうちにプリントしようと思う。
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久しぶりの更新なのだ。久しぶりといっても、もう約1年間も更新していなかった・・。様々、自分の身の周りの環境が変化したこともあって、更新が滞っていた。1年前の記事はベトナム。とても昔のことのように感じる。友人のHir氏と一緒に行ったベトナム。子供たちの写真、まだ渡せてないな。いつか渡しに行きたいけど、いつになるだろうかね・・・。
2011年の10月、それから1年いろんなことがあったように思う。まず、2011年10月末にインド・ネパールを旅していた伴侶が帰国し・・・、それからすぐに伴侶と結婚することを決めた。2012年2月に入籍して、4月にはまた渋谷で写真仲間と写真展を開催した。7月末から8月頭にはスコットランドへ新婚旅行に出かけて、それから8月には近所に家を買って、9月の頭に引っ越した。それで、つい最近だけど、10月6日に結婚式を挙げて、ようやく落ち着いた感じなのだ。
変わらず写真は撮り続けたいと思っていて、そのためにはこれからも、「豊かな気持ち」を忘れないようにしないといけない。その気持ちは、ぼんやりしているけども、晴れた日に、海でも見にいこうか・・・と思えるような、そんな気持ちだ。
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上の写真は写真仲間のFさんに撮ってもらった写真。結婚式で使ったリングピローだ。Fさんありがとうございました。

今日は久しぶりに写真をプリントした。約8ヶ月前の現像液を使ったけど、なんとか使えた。ただ、暗い部分の解像感ががなくてコントラストも弱い気がした。特に露出がややアンダー気味のネガは顕著だったように思う。やはり撮る段階で適正な露出で撮ることは重要だと思った。今日はベトナムと上海の写真を数枚プリントした。ベトナムの写真は良い組写真がいくつかできた。ネガをスキャンしたものはずっと前に仕上がっていたけど、印画紙にプリントしてみると改めてそのカットが新鮮に感じるものだ。プリントしたものを一度見て、しばらく時間がたってまた見返して、この繰り返しで、色々気になってしょうがない。
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上の写真はベトナムのフエにある小さな島、「ヘン島」の一角。「ヘン」は「しじみ」の意味だ。しじみ漁がが盛んだったのでこういう名前になった。この島には心地の良い光がさして、穏やかな雰囲気だった。そこでは、時間の流れが、今いる日本とは違うように思える。それは変化のスピードのせいだろうと思うけど、何も変わらない、穏やかな場所が、今もどこかにあると思うと、何か、安心だ。行こうとすれば、いつでも、またそこに行けるだろうからね。

ベトナムの独特な料理は様々あるのだけど、特に美味かったのはバインミーというパンだ。フランスパンにハムなどの具を挟んだものだけど、アジアらしく味付けには醤油を少しかける。「フォー」や「生春巻き」よりも知名度は低いものの、味はそれらをしのぐ美味しさだ。外国に行くとそういう隠れたグルメに出会うことがしばしばある。それらは、世界文化遺産に登録されても良いくらい美味しいのだ。中国の西北拉面(福建省の汁無しスタイルが絶品)、上海の生煎、台湾の胡椒餅などがこれまでに殿堂入りしている。世界中のそういう食べ物を集めたお店が日本にあれば良いのに、と思う。
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