今日は久しぶりに写真をプリントした。約8ヶ月前の現像液を使ったけど、なんとか使えた。ただ、暗い部分の解像感ががなくてコントラストも弱い気がした。特に露出がややアンダー気味のネガは顕著だったように思う。やはり撮る段階で適正な露出で撮ることは重要だと思った。今日はベトナムと上海の写真を数枚プリントした。ベトナムの写真は良い組写真がいくつかできた。ネガをスキャンしたものはずっと前に仕上がっていたけど、印画紙にプリントしてみると改めてそのカットが新鮮に感じるものだ。プリントしたものを一度見て、しばらく時間がたってまた見返して、この繰り返しで、色々気になってしょうがない。
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上の写真はベトナムのフエにある小さな島、「ヘン島」の一角。「ヘン」は「しじみ」の意味だ。しじみ漁がが盛んだったのでこういう名前になった。この島には心地の良い光がさして、穏やかな雰囲気だった。そこでは、時間の流れが、今いる日本とは違うように思える。それは変化のスピードのせいだろうと思うけど、何も変わらない、穏やかな場所が、今もどこかにあると思うと、何か、安心だ。行こうとすれば、いつでも、またそこに行けるだろうからね。