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旅行のネガ現像ができあがったのだ。実は先々週にはもう仕上がっていた。しかしな、何か不本意というか、写真を撮るのは難しいね。レンジファインダーは自分が思っているよりも広く写るもんだなと思った。そして何故か自分が撮る写真は時計回り方向に約1度ズレている。なぜだろうかね?
それはそうと、今回は人を撮ろうと意識した。行った先の「人」と接すると少しその土地に対しての距離が近くなる。観光地であろうと、そうでなかろうと、知らない土地に近づけるのは面白い。これは旅行の醍醐味でもあると思う。何かそういうのが嬉しくて、面白いのだ。
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写真はベトナム中部の古都「フエ」の子供たち。子供たちは写真を撮られるのが大好きなのだ。この写真送ってあげれたらいいのにな・・。また渡しに行こうかな、来年あたりに・・。フィルム写真はもうちょとシリーズがあるのでまた別の日に小出しにしてみようと思う。
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ベトナムから帰ってきた。「風」になって帰ってきた。なのに何か、今は体が重い。風になった日々が懐かしい。風邪かな・・。ベトナムは、面白いところだった。ホーチミンシティーの密集感は今までに体験したことのないものだった。道路はバイクで埋め尽くされ、市場では人が商品の中に埋もれていた。・・そして騙そう、騙そうと忍び寄ってくる影。観たことのない景色に感動し、美味しいご飯を食べているのに、「今、自分はボッタクられているんだろうか、ボッタクられていないんだろうか・・」とグレーな気持ちにさせる雰囲気は、正直どうかと思った。
しかし、田舎は一味違って良かった。ベトナム中部の都市「フエ」の郊外。その土地は素朴で、純粋で、人はやさしく、陽気な雰囲気にあふれていた。道端で、結婚式をやっていて、珍しそうに見ていたら「おいでおいで」と招かれたので、勢いで参加してしまった。招かれたのは最前列の席。最前列のテーブルに短パンの知らない外国人がいるのは、いかがなものか・・。と思ったけど、みんな笑顔で受け入れてくれた。ホント幸せな気持ちになれた。
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何か自由だったな。あっという間だったけど・・。あとはフィルムの現像が楽しみだ。ブローニー25本撮った。どうだろうかね。
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Hasselが治った。「えいやっ」で治ったのだ。どうやら裏蓋に連動するスプリングのフックが伸びていたんだとか・・。そのフックを「ぐにゃり」と調整してくれて、無事に動作するようになった。なんと嬉しいことでしょう。しばらくは復活したHasselで撮ってみようと思う。
ところで、前に訪れた豊洲の写真の現像が仕上がった。ゆりかもめの新豊洲駅からの車窓の風景はとても心地が良かった。この季節は広場に草が茂っていて、夕方の少し前の逆光気味な光と相まってすばらしい光景だった。ゆりかもめの中から夢中になってパシャパシャ撮った。
むー、しかし撮った写真は何かしっくりこないのだ。もっとうまく撮れたと思ったのになぁ。・・まぁ、またチャンスはあるかもしれない。
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どうも寝ぼけた週末だった。土曜は銀座のワタナベカメラサービスへHasselを受け取りに行ったのだけど、夕方の5時過ぎに行ったらもう閉まってた。家で昼寝しすぎて出遅れてしまった・・。また来週いくしかないな・・。銀座ではカメラ仲間のMさんにばったり会ってびっくりした。というか、前にも新宿で偶然ばったり会った事がある。きっと「カメラな人」は似た場所に引き寄せられるんでしょうね。Mさんと軽〜くビールを3杯飲んでから中央線に乗ったら、電車で「ぐぅぐぅ・・」と寝てしまった。あらら。ところで、Hasselの症状はというと、ミラーではなくて裏蓋の動作不良だった。「えいやっ」で治るようだったら無料で見てくれるということで預けていた。明日あたりに様子を聞いてみようと思う。
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写真は先週にカメラサービスの手前にある建物を撮ったもの。GFの6×6モードで撮った。前から少し気にはなっていたけど、GFのFujinonレンズはコントラストが高すぎなのではないかと思う。