アメリカから帰ってきた。やっぱり遠いなぁ・・。行きは約12時間、結構しんどかった。帰りはぐっすり眠り姫のように眠っていたのであっという間だったけども、アジアへしか行ったことがない自分にとっては未知の領域だった。
アメリカの街を見た率直な感想はというと、アメリカはどこを切ってもアメリカという訳ではなく、独特な雰囲気を感じる場所は限られている・・と思った。あくまで自分が想像していたアメリカが・・であるけど、きっとアメリカの中にも何層もの文化の層があると思われ、アメリカの歴史は浅いとは言え、経済大国アメリカは新しい文化で街を何重にも塗り替えているんでしょう。郊外の街には、パターン化されたビルや商店が立ち並んでいて、日本でも見慣れた風景を目にした。自分が想像していたアメリカとはそうではなくて、かつてマフィアが暗躍した時代の、何か危険な香りのする特別な街だったんだけど、それらはきっと街の限られた一角にしか残っていないのでしょうね。そんな思いもあり、かつての写真家が切り撮ったアメリカの風景は、実はとても貴重なんじゃないかと思った。それらは今も存在しているのではなくて、今はもう無い景色かもしれないからだ。今度機会があったらアメリカの写真集をじっくり観てみようと思う。きっと面白いと思う。
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モノクロの写真はニューヨークのマンハッタン。ココには特別な雰囲気が漂っていた。