旅行には結局、Hassel-BladとGR-Dのみ持っていった。のみ・・といってもHasselは重すぎた。Hasselと過ごした7日間、実はへとへとだったのだ。A24マガジンは事前の確認不足のため持って行くのは諦めたんだけど、A12マガジンひとつでも重量オーバーだったので、結果的にはそれで良かった。
今日は久しぶりに2Bのラボへ行って、旅行のフィルムのベタ焼きとプリントをやってきた。やっぱりいいね、Hasselのプリントは。フィルムはあらかじめスキャナーでスキャンしていたけど、印画紙へのプリントは格が違う。ゆらゆらと滑らかな質感。今日はFujiのDeep-Mattを使った。この質感がまた良い。今日は焼きたいものの半分も焼けなかったので今度またチャレンジしようと思う。

写真の一部は徳夯からさらに南へ下った「鳳凰」と呼ばれる街。ココも魅力的なところだった。Hasselで撮ったココの景色、印画紙に浮かび上がってくるとまた嬉しくなってきた。もっとプリントの色にこだわって焼きこんでみたい。楽しみだ。それに今日は2Bの同期とも話ができてよかった。貴重な時間だった。今日は何か豊かさを取り戻せた1日だったと思う。