今、参加中の「Workshop-2B」、先期のメンバーがグループ展を行っている。来年の今頃は自分たちがグループ展を行う。Workshopで学んでいることは様々で、露出やプリントなど技術的な事のほか、写真を捉える様々な視点についても教わっている。どちらかというと後者に重点がおかれている。というのも、この頃の写真をとりまく環境の変化は著しく、写真の意味が改めて問われる時代になってきているからだ。もはや、「写真」は、決定的瞬間を捉える手段でもなく、さらに、デジタル処理も加わることで、純粋に光によって描かれたものである必要も無くなってきた。なので、作者の視点がより重要になってくるのだ。そして、この「視点」を説明するのがとても難しい。自分の経験や意図を整理しなくてはならない。あと1年かけてゆっくり考えてみようと思う。もちろんその視点を説明できる写真を撮らなければならない。


相変わらずベイエリアに出かけて写真を撮っている。このあたりの浮いた感じはとても良い。生活の場でもなく、観光地でもなく、商業地域でもない。その割りにきちんと整頓されていて、明るく、心地が良いのだ。


Hassel-Blad 503CX Planar-80mm