先週にテレビで「リーマン予想」に関する番組を見てから、少しこの「リーマン予想」というのが気になっている。「リーマン予想」とは1800年代半ばに数学者のリーマン(Georg Friedrich Bernhard Riemann)が予想した問題だ。これは、ゼータ関数ζ(s) の自明でない零点sは、全て実部が1/2の直線上に存在する。というもので、番組によれば、この予想は素数と密接に関係し、また、その素数原子核のエネルギー間隔や円周率Πとも関係し、つまりこのリーマン予想が証明されることは宇宙の法則を解き明かすことにもつながるのだとか・・。本当かな・・。ちょっと気になってしまったのでAmazonでこの手の分かりやすい本を買って勉強している。
万が一、この予想が証明されたならば、賞金100万ドルが手に入るらしい。もちろん賞金が目当てではないけども、素数の魅力を実感してみたいので勉強を始めた。何かつかめたら記事に書こうと思う。
私はアホなので数学者にはなれないけども、数学という人間の思考が、思想や哲学を超えた道具となり、宇宙を創造した神の領域にまで手を伸ばそうとしている姿を見ると、数学者というのが、何か素晴らしく偉大な職業のように思える。古代から、まずは数を数えることから始まり、ものや量を計り、さらにその変化に着目したり、空間を定義したり、脈々と発展してきた数学、それは世界の様々な現象を解明する道具であると同時に、宇宙、またはその器におさまりきらない「真理」に近づくための思考と言える。
生まれ変わって天才になれたら数学者になろうと思う。そうすれば、少なくとも賞金で裕福に暮らせると思う。