土・日と写真を焼いた。旅行の写真をまとめて焼きたかったので2日間かけて焼いた。フィルムはPortra800とリアラ100。Portraの方はいつも使っているフィルムなので比較的思い通りにいったけど、リアラはPortraと色味があまりにも違ってフィルターの狙いの中心値がなかなか分からず苦戦した。というか途中であきらめた。どう考えてもPortraの方がうまくいく。
Portraは感度800のモノを選んだので粒状感があったけど、GRで撮ったものは粒状感の中にも芯があり、シャープで良い写りだった。一方Pentaxの望遠などで撮ったものはいまひとつ冴えない感じがした。現像すると分かるのだけども、シャープとかそういうレベルではなくて、にじんだような印象がある。色の収差だろうか?概して、今回はPortra800+GRのものばかりを焼いた。ただ、リアラの方でも焼きたいモノがあるし、今回焼いたものも、ちょっと焼き直してみたいので、もう一度トライしてみようと思う。
何だかんだと、数枚は気に入ったものに仕上がったけども、たくさん撮った割りには良いと思えるものは稀だ。感じたままの雰囲気が現れているものはとても少ない。何というか、自分は、いつも街やモノを正面からカチッと撮ろうとしてしまうんだけど、そういうスタイルは臨場感に欠けるところがある。ある程度、勢いで撮らないと現れてこない雰囲気もあると思う。その場で感じた雰囲気が写真として成立する瞬間はそう多くないような気がする。
今度は少し自由な感じで撮ってみようと思う。街を歩きながらバシバシ撮っていく。その方が面白いかもしれない。