だんだんと蒸し暑くなってきた。こんな季節は快適に過ごせるように色々と考えないとね。部屋のレイアウトとか・・。ところで、数週間前にPCを買い換えた。これまで使っていたノートPCはもう7年前のものだったし、何より、友人の勧めでAdobeのCS4を買ったのが一番のきっかけだ。PCはCS4のソフト群を快適に操るためにモンスタースペックにカスタマイズした。それなりの出費が伴ったけども、色々とアイデアを出して何かしらのアウトプットを得るためにはそういう環境も必要かと思った。
今あるぼんやりとしたイメージは「街」や「時間」のこと。何だかんだと、昔からそれらのことは考えていたけど、あれこれやろうとしては止めてしまい、まとまった試しがない。ただ、昔からぼんやりと、頭の中にあるイメージを忘れてしまわないようにしたいのだ。それは、これまで見たこと、聞いたこと、写真を撮ることで気が付いたこと・・などによって偶然に出来上がったイメージであるので、忘れてしまうのはもったいないと思うのだ。
ずいぶん昔、もう3年以上前だと思う、HPに「Photo+α」というEssayのようなモノを書いていたことがある。この頃は色々な発見があり豊かな時代だったと思っている。なんとか、その時の豊かさを取り戻そうと思っている。


photo+α

ここ2年くらいでFlashやDirectorなんてソフトを使って
HpやMovieをいろいろ作れるようになった。
最初はBGMと写真をリンクさせたものを作ってみた。
これがなかなかおもしろい。

写真にBGMや音を加えることで
作者のイメージがより伝わりやすいことに改めて気づいた。
こういうのは、モンタージュの一種と呼べると思う。
音楽と写真とか、まったく異なる性質のものを組み合わせることによって
新しい意味を生み出すことができるって感じかな。
建築デザインの分野でよく言われているコンテクスト(文脈)の原理とも
よく通じるところがある。
対象物が置かれる文脈というかその背景でそのものの意味が変わって
結果、イメージの伝わり方も変わってくるってこと。

とにかくイメージをデジタルで加工することで表現の可能性は
すごく広がったんだと思う。しかも、今はPCと特定のソフトさえ持ってれば
だれでもいろいろな方向を持ったイメージを作り上げることが簡単になった。
Flashなんかは時間軸上で写真のイメージを簡単に制御できるし、
Webへの公開も簡単だ。きっとphoto+αなこの路線は正解なのだ。