「集美」という地域は厦門市の中にある学園都市のようだ。シンガポールで財を成した華僑である陳嘉庚という人(写真)が故郷の集美にいろいろな学校を建てたと・・。故郷の学校建設のために1億ドルの私財を投じたのだとか、どうやら伝説的な人らしい。厦門は華僑の故郷と言われることがあるようだけど、なるほど・・と思うね。そんな集美の建築群もひとつの見どころだったかもしれないけども、到着したときは夕方だったし、途中で道に迷ってしまったおかげで集美の中心地にたどり着いたときはもう暗かった。ん〜残念・・。しかし、学生達の熱気があふれる街の雰囲気は良かった。夜だから写真あまり撮れなかったけど、また改めて訪れてみたい場所だと思う。
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写真(右)は道に迷って行ってしまった「風林」というところ、心細くなるほどに、何も無かった。でもまぁ、こういう風景は嫌いではない。・・むしろ好きだ。結局、徒歩とバイクタクシーで集美の中心地へ行くことができた。夜の集美の目当てといえば、学生達で賑わう屋台街だ。やっぱり屋台はいい。何のやらせも無く盛り上がっている景色はその土地を知る良い手がかりだと思うからだ。当日は屋台でお好み焼きのようなものを食べた。辛くて美味かった。その後、ぶらぶらと集美にある大学の構内や街を歩いて、8時ごろ厦門に戻ることにした。
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バイクタクシーでブぃ〜んっと・・またBRTの駅まで送ってもらった。明日はどこに行こうかな・・とぼんやり考えながら、バスで大きな橋を渡って帰ったのだ。
(つづく)