土曜に豊洲ベイエリアへ出かけました。ちと曇っていて、でも東京湾の向こうの建物が霞んでいて、このあたりの広い風景と相まって、とっても幻想的。新しい街はどんどん成長してるよう。むか〜しのカメラのレンズ、Plimo-Fがこの天候の下、妙〜な光景を見せてくれた。意図した感じとはちょっと違うんだけど、何だか不思議な写りの橋、海、空、ビル、でした。

   

露出をオーバー目に狙いすぎたかな。実際のプリントはまだしていないけど、無理やりブローニーサイズのフィルムをスキャンしたらこんな調子になってしまった。やっぱPlimo-Fで「カチっ」と撮るには晴天&絞込みが必要なようなんだけど、曇り時でも良い味だせるな、と思った。あいかわらず、Plimo-Fは墨絵のような描写だな、と思った。というか、LoMoみたいな写りになってしまった。


あと、このあたり、「ヒミコ号」という名前の船がたまに出現します。なんでそんな名前になったかは知らないけど、結構かっこいいやつ。王蟲のような目玉がついていて、鉄とガラスでできてますよ、って感じの船。

じつは、このあたり、昔は造船所だったって。造船に使っていたクレーンは今でもLaLaPortという商業施設の中に残っているんだよね。LaLaPortって建物は船のかたちをしてるし、なんらか、ここで昔、船を造っていたんですよ、ってのを残したかったんだろうね。それだけ、「造船」ってのがこの土地の歴史の中で重要な位置にあったんだろうな・・と。

最後に、芝生の屋根から見えたビルと空。このあたりの景色は新しくて幻想的。

はらちゃん、ご同行ありがとね。