昨日、8年ほど前に住んでいた江戸川あたりへ行ってきた。JR総武線小岩駅で下車して北の柴又方面へ行ったあたりが以前に住んでいた場所だ。5年間そこに住んでいたのだ。なぜその日に訪れたかというと、これといった理由は無いけども、なんとなく今はどうなっているか知りたくなった。引っ越して最後にそこを離れた瞬間から、その場所はもう存在しないのかと思っていたけども、実際にその場所を訪れてみると、まだ確かにその場所は存在していた。当たり前だけども、いつでも戻れるもんだなと思った。その土地を歩いていると、今もまだそこに住んでいるような感覚もあり、一方で、そこが見知らぬ街のように思える感覚があった。不思議な感じだ。写真を撮ろうと思ってカメラを持っていったけど、何を撮ろうかと迷って、結局、江戸川の写真を数枚撮ってきた。


さて、その帰りに中野まで寄り道してレンズを買って帰った。Hassel用のSonnar F4-150mmだ。前に旅行をしていたときに中望遠のレンズが欲しいなと思っていて、中野のフジヤカメラで手ごろなものがあったので買ってみた。今日さっそく試し撮りをしてみた。家の近所で何を撮ろうかと考えていたら、ちょうど良いところに友人のHrno氏が通りかかったので声をかけてポートレイトを撮らせてもらった。中望遠レンズでのポートレイト撮影は面白そうだし、何よりHrno氏は肌がツヤツヤしていて撮るのが面白かった。また撮らせてもらおうと思う。