密かにまだ、ゼータ関数について調べている。ひとまずは計算しないとイメージが沸いてこないので、ゼータ関数をごちゃごちゃと計算している。ゼータ関数は「Σ1/n^z (nは0〜∞)」で表されるので、整数zを考えると、例えばz=-2のときはゼータ関数は当然発散するのだが、zを複素数全体として小細工することで、z=1以外の全ての数についてゼータ関数は収束するらしいのだ。何か全て騙されているような気がするので、このあたりを追求したいところだけど、残念ながら、この領域を深く追求できるほど頭が良くない。因みにz=2のとき、ゼータ関数は「(Π^2)/6」に収束する。Πは円周率だ。なぜそんな結果になるのかは・・知らない。来週は零点周りの複素平面上の動きを観察してみようと思う。計算にはOctaveというフリーソフトを使っている。複素数の計算が楽々なのだ。計算結果に興味があるのは、以前新宿を訪れたとき「多義の森」という数値演算に関する作品を観たからだ。比較的簡単なモデルでもその背後には宇宙のような広がりがあるのだ。もう少し勉強して想像を膨らまそうと思う。
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写真は月島あたりを散歩したときのもの。最近は日が短くて困るね・・。週末はかなり早起きしないと、気が付いたときにはもう真っ暗。