訪れた土楼は、南靖県の田螺坑土楼群と、永定県土楼民族文化村にある土楼群。土楼と言っても実は様々で、円形の「円楼」や四角い「方楼」、その他、建物の様式によって「五鳳楼」と呼ばれるものもある。さらに、それらの大きさや立地なども多様で面白い。
写真は承啓楼。外円部には200以上の部屋があり、中央部には先祖を祀る祖堂が設置されている。1712年に完成した土楼で、今でも承啓楼で暮らしている人はたくさんいるが、最盛期には600人ほどが暮らしていたらしい。内部は広く、ひとつの街のようでもあるけど、紛れも無く、客家人が代々守り続けたひとつの住居なのだ。・・んー、すばらしい。


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・・土楼巡りは、まだこれからだ。
(つづく)